パッチワークのポーチ

 パッチワークでポーチを作りました。

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 「やさしいパッチワーク(雄鶏社、野原チャック・著)」に掲載されている作品です。ミニチュアバスケットというパターンです。長方形と直角に等辺三角形の組み合わせの単純なパターンであることから簡単そうですが、小さな作品でピースが小さいために、意外に技術が必要でした。

 さて、この作品が載っている本の著者の野原チャックは、私がパッチワークを始めたころに著書を何冊も出されていたキルト作家さんです。当時は、有名な作家さんの本ということで、なんとなく彼女の本の作品を作っていました。また、全体にかわいい感じの作品が多いというのも、彼女の本の作品を好んだ理由です。
 今、技術も上がり、他の作家さんの本を見たり作品を直にみたりしたために、目もかなり肥えたと思っています。そうした今の私の目で野原チャックの作品を見ると、ピースが細かい、他ではあまり見ないパターンを使っている、独特の立体的な作品があるなど、かなり個性の強い作家さんであったように思えます。少なくとも、パッチワークを始めたばかりの私が「初級」とか「やさしい」とかタイトルに書かれていたため買った本の中の作品が、あまり初心者向けの典型的で作りやすい作品ではなかったのではないかと思えます。今思うと、何か初動を誤ったような気もします。
 しかし、それでもパッチワークを20年以上趣味としていますし、野原チャックの作風は好きです。そして、それだからこそ、例えばパッチワークは平面だというような、一種の固定観念にとらわれずにパッチワークをやっているのだろうと思います。