紫のパールのネックレス

 紫のパールビーズで、ネックレスを作りました。前の部分だけファイヤポリッシュとロンデルを入れ、変化を出しています。おそろいのピアスも作りました。

 
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 以前、どこかで見たネックレスのデザインを参考にしています。単純なデザインですが、パールの部分とファイヤポリッシュの部分のバランスをとるのが少し難しく感じました。

 昨日、東京国立博物館で開催されている特別展「平安の秘仏-滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」を見てきました。滋賀県甲賀市にある福生山櫟野寺には秘仏の十一面観音があり、他にも多くの平安時代の仏像が保管されています。この特別展示では、秘仏の十一面観音像と、平安仏が展示されていました。
 展示室は広いとは言えないものでしたが、薄暗い照明の中に浮かび上がる金の十一面観音には圧倒されました。観音像はずっしりとした重量感・存在感があり、半眼の目で静かに下を見ています。これぞ仏様という造形で、なんとなくほっとする安心感があるのですが、悪いことは決して見逃してもらえないような重圧感もあるという印象でした。あまりの存在感に、つい手を合わせて祈ってしまいました。
 基本的に、私は博物館で仏像を見ても、祈ろうという気にはなりません。お寺に安置されているのであれば、どんな仏像でも必ず祈ります。お参りせずにいるのは、家主に挨拶せずに家に踏み込んでしまったような、居心地の悪さを感じるのです。しかし、お寺から出されてしまった仏像は、礼拝するものではなくなってしまうような気がします。しかし、この観音像は博物館の展示室にあるにも関わらず、ただ見るだけでは失礼になってしまうような気分になり、場違いと分かっているのに、祈りを捧げてしまいました。殺風景な展示室の中でもこんな気分になる仏様なのですから、お堂の中で天蓋や花に囲まれて、ほのかな灯火に照らされていたら、本当に平安時代の人の目には浄土のように見えたのかもしれないと思いました。


この記事へのコメント

2016年10月09日 14:45
シンプルながら素敵です。
2016年10月18日 21:47
コメントありがとうございます。
色合いと、シンプルなわりに豪華な印象なところが気に入っています。

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